保谷のピアノ教室 たかやま音楽教室です。
ピアノを初めて習う小さなお子さんにぴったりのテキストをご紹介します。
「幼児のためのピアノ入門書 みんなのおけいこ1」
新井千音美編 音楽之友社
なかなか時代を感じるテイストの絵ですが、分かりやすくて楽しいテキストですよ(^^)
私がいいなと感じるポイントは
①絵音符から少しずつ音符に変わっていくところ
②3拍子が沢山出てくるところ
③色黒のイラストも多いところ
です(^^)
①絵音符について
絵音符というのは音符ではなく、イラストの高低で音の高さを現したもの。
まだ平仮名が読めない小さいお子さんでも、絵を見て判断することが出来ます。
そして、割と早い段階から少しずつ音符へ変化していきます。
やはり最終的には音符が読めるようになって欲しいですからね^^;
②3拍子が多い!
実は童謡でも4拍子が多く、3拍子に触れる機会って意外に少ないのです。
ピアノで3拍子を弾いていても、いつの間にか4拍子になってしまう子も少なくありません。
このテキストでは、3拍子の曲に合わせて
先生やお母さんと一緒に手合わせや合奏をする機会が多いのです。
以前このテキストで、Mくんもお母さんと楽しそうに
手合わせしていました↓
③敢えての白黒
最近はカラフルなテキストが多いですが、
このテキストでは敢えて白抜きしてあるイラストがあります。
もちろん、子供たちに色塗りしてもらうため♪
合格したら塗ろうね、とか、練習したら塗るという風に
決めて色を塗っていくのも楽しいです。
ちなみに、出てくる音は
①ト音記号のド→レ→ミ
②ヘ音記号のド→シ→ラ
の順で増えていき、
1巻の最後には、ト音記号はドレミファソまで、
ヘ音記号はドシラソファまでを習います。
最初は右手だけで、進度もゆっくりなので、
年少さんくらいからピアノを習うお子さんに適していると思っています。